妊娠を知るには基礎体温をつけておくことが大切です。
妊娠初期に注意すべき点などをお伝えします。
女性が受精しなかったら、排卵後約2週間で生理になりますが、受精卵が着床したら生理がとまりますね。それで、前回の生理開始日が分かっていたなら、大体の受精日が分かります。私の場合は、荻野式といって、体温を測って、排卵日を知ることをしていました。でも生理不順なことが多くて、あまりあてにならなかったです。性周期(生理と生理の間隔)が規則的な人は、28日前後が一般的です。この場合、妊娠前の最後の生理が始まった日から数えた週数を在胎週数とします。これは日本の場合です。「妊娠何ヶ月」と言うのは、「数え月」で表現されます。8月15日が最終生理開始日なら、9月14日までを妊娠1ヶ月といいます。9月15日から10月14日が妊娠2ヶ月となります。数え月で数えますから、妊娠1ヶ月目の前半、つまり、受精したとされる1〜2週間は、実際には妊娠しているわけではないんです。生理不順で不定期な場合には、ほんとうの妊娠期間とのずれが大きくなるので、産婦人科医は妊娠初期の赤ちゃんの大きさから在胎週数を推定します。妊婦検診を受けていない場合には、出生後に妊娠期間がはっきりしない場合、問題になることがありますが、このような場合には、赤ちゃんの体重などからだけでは在胎週数(妊娠期間)を知ることは難しいです。妊娠したらきちんと定期検診を受けるようにしましょうね。赤ちゃんにもお母さんにも、とても大事なことです。
米国や英国では、日本とは妊娠○○ヶ月という、その○○の数え方が違います。日本では臨月を「妊娠10ヶ月」と言いますが、米国では「妊娠9ヶ月」と言います。でも国は違っても、妊娠の周期は同じ数え方です。最終月の生理のあった最初の日を1日(0週目)として、その1週間後を「妊娠1週」と数えます。外国人に話すことがあるなら、「○ヶ月」よりも「今○週目なの。」と言った方が理解しやすいでしょうね。つまり、日本での数え方をもっと分かりやすく説明しますと、予定より7〜8日生理が遅れ、妊娠検査薬で検査した結果、陽性反応が出たら産婦人科を受診しますね。そのとき産婦人科医に「妊娠5週です」と言われると、わずか1週間ほど生理が遅れただけなのに?と思いますよね。5週間も経ってるなんて不思議でしょう。妊娠週数の数え方は、初めての妊娠の初期だったら分かりにくいですね。妊娠0週0日というのは、最終の生理が始まった日となるんです。生理が終わったら、お母さんの体内では卵巣で卵子が育ち始めて妊娠が可能な環境を作ります。月経周期が28日の人では、最終月経の開始から2週間経った頃に排卵が起こります。この頃に受精して受精卵が生まれると、卵管で誕生したこの受精卵はその後、育ちながら子宮へ向かいます。受精してから約1週間経って子宮内膜に着床したら、妊娠したということになります。つまり、妊娠約3週頃に妊娠したことになるのです。
順調にあった生理が遅れたなーと思ったとき、殆どの女性は妊娠の自覚状はないでしょう。でも、妊娠したときには、女性ホルモンが活発に分泌するようになります。このホルモンの変化で、いつも眠く感じる、肌が荒れる、乳房が張る、便秘がちになる、吐き気がする等の自覚症状がでる人が多いものです。この症状を妊娠のサインとして覚えておくと役に立ちますね。妊娠したいとき、基礎体温をしっかりつけていると、自分の体調をチェックできるので役に立ちます。基礎体温は朝目覚めたときに、布団の中で口の中で測る体温のことです。女性は生理の周期に合わせて、基礎体温が低温と高温の期間に分かれるのです。生理から排卵までが低温期で、排卵日はもっと体温が下がるのです。排卵した次の日から高温期になって、妊娠しなかったら、生理日の頃に体温が下がって、生理が始まります。でも、妊娠していたら、予定の生理日になっても高温期が続くのです。それで、基礎体温は、妊娠の可能性のある女性は続けてつけておくのが宜しいと思います。それから、生理痛がひどいとか、赤ちゃんが欲しいのになかなか妊娠しないとかの場合は、病院で検査して頂くのもよいと思います。妊娠したら、食べ物や睡眠、運動などに気を配って、気持ちも身体も安定した妊娠生活を送ってくださいね。